感想を書いてくれたのは29歳で映画鑑賞が大好きなちあぷるん☆
ドラマや映画を見ることが好きなちあぷるんにとって、初恋を見た感想はどんなものになったのでしょうか!?
同年代の女性必見の感想となっています♪
「初恋」の注目ポイント
誰もがその名を知る「三億円事件」、あの時の白バイ隊員役がもしも女の子だったら…という設定で、どのような演出になるのかというのと、実の兄妹である宮崎将さん、宮崎あおいさんが劇中でも兄妹役を演じられているところが注目です。
また、三億円事件の起きた時には学生活動が盛んな時代であり、学生運動を起こす人たちについても気になっていたので、この作品に惹かれました。
「初恋」の感想
心に傷を負い闇を抱えた主人公が、兄に渡されたマッチに書いてあるBarへ行き、それが彼女の人生を変える出来事になることとは。
宮崎さん演じるみすずと、小出さん演じる岸がどのタイミングで惹かれあったのかなどは私にはわかりにくかったですが、みすずが岸の提案に乗り、三億円強奪の実行犯になるところがやはり、岸に惹かれている証拠だなと思いました。
また、他の三億円事件を扱った作品では男性が強奪をしていることが多く、仲間が4〜5人はいる中で、この作品ではみすず、岸、で強奪しようという、極めて少人数での形でした。岸の想いに応えるべく、バイクを習い、車の運転を特訓し、見事現金輸送車の強奪に成功、現金を岸へ受け渡し言われるがまま去るみすず。
その後は岸に言われたように勉学に励み大学に合格し、岸が借りておいた本郷のアパートで岸が来てくれるのを待つのでした。
待てど暮らせど岸は来ず。実は岸の父親は大臣で、その父や社会への反抗心からか岸の名前で、唯一ナンバーが控えられていた500円札を警察に届けていたのです。
しかし、それも大臣の秘書にもみ消され、終いには旧知の中でみすずにバイクの乗り方を教えてくれた柏田を殺したことをほのめかし、三億円はお前にやるから国外へ行けと言われる。
二度と戻るなと言われ、従わなければ自身の身、何よりみすずの身の保証も出来ないと悟ったのか、以降、岸は消息たつしかなくなってしまったのが辛かったです。
最後にもう一度でも、みすずに会わせてあげたかった。
そして、みすずはBarで拾った、岸がいつも読んでいた本をたまたま読み、すると、岸が初めて会った時からみすずに惚れていたと書いてあったのです。
想い合っているのに、決して結ばれることのない、二度と会うことのない二人のことを思うと悲しくなりました。
期待していた学生運動に関してはそこまで強調はありませんでしたが、Barでつるむ仲間やみすずの兄リョウが学生運動の餌食になってしまったことがエンドロールで語られます。
どうしてこのような時代があったのか、どうして事件が解決できなかったのか、深く考えさせられました。
注目ポイントへの感想
「実行犯の白バイ隊員が女の子だったら」ということに関しては、偽装した白バイにカバーがついていたことや、バイクの後ろについているのがクッキー缶を塗装されたものだったとかありましたが、それがよく再現されていて感心しました。
そして、いくら大雨でも女の子だったら、なぜあんなモンタージュ写真が出来上がってしまったのかと思ってしまいます。一度見ると忘れられないあの、モンタージュ写真。みすずのかけらもなく、そこはやはり無理があったのかな?と思いました。
宮崎兄妹については、仲間になる時でも一切兄妹らしさを周りに感じさせず、知らせず貫き通せていたところがすごいなぁと思いました。
実際に見ていても兄妹だと感じないほどでした。
また、仲間内に柄本佑さんや青木崇高さんなど強烈な役者さんがいるのにあまりでてこないのが残念でした。
特に柄本さん演じるタケシは小説家を目指し執筆活動をしながら学生運動にも参加していたりしたので、タケシについてももう少し描いてくれたらよかったなぁと思いました。
他にも見たいと思った作品
三億円事件を題材にした作品や、学生運動関連の作品をみたいので、ドラマでしたら以前見たことがありますが、再度「三億円事件〜20世紀最後の謎〜」を見たいと思います。
映画「初恋」を見逃した方へ
私は初恋を動画配信サービスで見ています☆
「ただ、君を愛してる」や「好きだ、」など、「初恋」以外の宮崎あおいさんの代表作も見れちゃいますよ(^^)
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本ページの情報は2020年4月時点のものです。
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