感想を書いてくれたのは29歳で読書、映像作品鑑賞、音楽鑑賞が趣味の花山てまりさん☆
オリジナル小説を書いている彼女にとって、血煙の石川五ェ門を見た感想はどんなものになったのでしょうか!?
同年代の女性必見の感想となっています♪
血煙の石川五ェ門の注目ポイント
声優さんが交代してから初めての石川五ェ門メイン回です!
浪川大輔さんといえば子供向け大人気アニメの可愛いキャラクターから、大人の女性がうっとりしてしまうようなイケメンの役までこなすベテランの声優さんです。
浪川大輔さんとともに、若き石川五ェ門がいかにして剣豪になったのかをご覧いただきたいです!
血煙の石川五ェ門の感想
わたしの中にいた石川五ェ門というキャラクターが、その枠を超え、ひとりの「人間」としてたしかに存在しているような強い感覚を味わうことができました。
いつでも物静かで、謙虚、冷静に敵を切ることができる一方で、たまに可憐な女性に頬を赤らめることもある。
そんな魅力的な石川五ェ門が本作の序盤ではかなり違う姿で現れます。
高飛車で自信過剰、周りの人間を自分よりも「弱い」と思っているふしさえあります。
あの素朴なはずの斬鉄剣でさえ、装飾が施されている有様です。
そう、若き石川五ェ門はその若さゆえの傲慢さに溺れているのでした。
その高く伸びた石川五ェ門の鼻をへし折り、叩き壊すがごとくあらわれるのがホークという男。
「バミューダの亡霊」と呼ばれるその男は手に持った2本の斧だけで巨大な豪華賭博船を動かす動力源を叩き切ってしまうのです。
石川五ェ門の天空にまで届きそうなプライドとともに。
自分の実力を買ってくれていた雇い主の命も守れず、攻撃してもまったく歯もたたない。
背を向けて逃げる事しかできない情けない姿、柄も鍔も解体した惨めな斬鉄剣。
しかし、折れなかったのです。
斬鉄剣も、石川五ェ門も。
雨の日も、風が強く吹き付ける日も、太陽がその肌を焼き爛れさせるような日も、炎に身を焦がし、その身を滝に打ち据えられようとも、その感覚が研ぎ澄まされるまで、石川五ェ門はその心と戦い続けました。
あまりにも孤独。
ただ、彼はその瞳に見つけたのです。
己の生き方を、そして、剣豪だけが見ることのできる一瞬の未来を。
映像にはないはずなのに、このときのわたしには石川五ェ門の背後に彼岸に咲くあの美しい華が見えました。
曼珠沙華の狂おしいほどの赤。
きっと彼が断ち切った者の血と命がその幻想を見せてくれたのだと思います。
注目ポイントへの感想
まるで艶やかに観賞用として存在していた黒曜石が、割られ、研がれ、鋭い切っ先を持つ刃になる過程を見ているようでした。
見始めたたときは「わあ!大好きな浪川大輔さんの声!」と、興奮していたのに、気づいたらそこにいたのは「石川五ェ門」!
わたしが大好きな侍が斬鉄剣で美しい太刀筋を描いていたのです。
浪川大輔さんの声のトーン、深み、息遣い、その全てが金剛石級の石川五ェ門を魅せてくださいました!
尊すぎます。
他にも見たいと思った作品
【さくらん】が気になります!
時代設定はまったく違いますが、キャッチコピーである「てめぇの人生、てめぇで咲かす」というところにグッときました。
自分のおかれた状況を良くするために戦うことができるのは自分だけです。
生きている時代にもよりますが、女には女の戦い方があり、その中で最高の結果を手に入れようとする姿がかっこいいなぁと思い、作品を見てみたいと思いました。
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本ページの情報は2020年4月時点のものです。
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